WTI原油先物・週足雲に突入

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が17日に開催した共同閣僚監視委員会で、イラクやナイジェリア、アラブ首長国連邦(UAE)などに対し、5~7月の過剰生産を相殺するための減産強化を要求するなど、減産順守の姿勢を改めて強調したことから3日続伸した。ただ、ハリケーン「サリー」の影響で稼働停止を余儀なくされていたメキシコ湾岸の石油精製施設が、稼働再開の準備に入ったとの報道で上値が抑えられた。

週足は一目均衡表の雲の中に突入し、目先の上値抵抗線と雲の上限がほぼ重なる43ドル台を、しっかり上抜けられるかの攻防となりそう。

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