海外勢はクリスマス休暇で市場離れ

前週末のNY米ファイザーがパンデミックが2024年まで収束しない可能性があるという見方を示したこで不確実性を強め、また新型コロナウイルスのオミクロン株による再感染リスクがデルタ株に比べ5倍以上高いことが、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究から分かり、これらを背景に米半導体大手エヌビディアやアルファベットなどの大手ハイテク株が売られ、S&P主要11セクター全てが下落し主要株価指数はいずれも続落しました。この日は、先物取引と株価指数オプション取引、個別株オプション取引の清算日が重なる「トリプルウィッチング」を迎えたことで、米取引所の合算出来高は166億株に膨らみ、直近20営業日の119億株を大幅に上回り、また年末の税金対策売りによってボラティリティーが高まった可能性があります。

今日の東京市場は、世界的なオミクロン株感染拡大への警戒感から、上値の重い展開が予想されますが、海外勢はクリスマス休暇で市場から離れるため、売り叩く向きも少なく安値は買い戻されるでしょう。

週明け月曜日、元気にまいりましょう。

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