WTI原油、押し目終了を暗示

米エネルギー情報局(EIA)が公表した米原油在庫が、前週比200万バレル増と市場予想(130万バレル減)に反して増加となり、これを受けて需要減速懸念が再燃、また製油所のメンテナンスシーズンを控えていることも原油売りを後押しし、取引終盤に利益確定の売りが誘われ一段安となって37ドル割れに迫った。加えて、英石油大手BPがマレーシア沖で原油を保管するためにスーパータンカーを今年最低水準の料金でチャーターしたとの報も、需要の弱さを示す兆候として一部で売り材料視された。

ただ、日足テクニカルは一目均衡表の雲の下限にサポートされ、ストキャスは上昇クロス拡散を始めていることから、調整押し目が終了したことを暗示しています。

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