為替市場でドル安ユーロ高が進行し、ドル建て原油の割安感から買い戻され、また投票が始まった米大統領選の行方に注目が集まるなか、選挙後の追加経済対策期待から米株価が急伸し、原油もつられて買われの中心限月12月物の終値は前日比0.85ドル高の37.66ドルだった。ただ、米大統領選後の市場の乱高下に備えて積極的な商いを手控える向きもあり、また欧米を中心に新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、景気後退への警戒感も依然としてくすぶっている。
日足テクニカルは一目均衡表の雲に迫り、上抜けるかどうかの攻防となる。
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