ドル円相場は、米商務省がこの日に発表した2020年12月の変動の大きい食品とエネルギーを除くコア個人消費支出価格指数は前月比0.3%上昇、また米労働省が発表した20年第4・四半期の雇用コスト指数は賃金・給与が好調に伸び前期比0.7%上昇し、市場予想の0.5%上昇を超える伸びとなり、米経済が新型コロナウイルスの感染拡大による壊滅的な影響から好転していることが示唆され、指標となる10年債利回りはは前日終盤の1.055%から1.097%に上昇し、日米金利差が拡大したことでドル買い円売りが優勢となり、一時104円91銭に上昇した。
前週のシカゴ投機筋の対円でのドル売りポジションは縮小し、コロナショック以降から続く流れが変わるか注目です。
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