欧州中央銀行大幅利上げ

おはようございます。

NY株式市場は、欧州中央銀行(ECB)がこの日の理事会で、主要政策金利を0.5%引き上げ、引き上げ幅は前回の理事会で示唆した0.25%の倍となり、これを受けてリセッション(景気後退)への警戒感が台頭、また通信大手AT&Tの一部契約者が料金支払いを遅らせていることなどから、キャッシュフロー見通しを引き下げ、株価も7.6%下落すると他の通信株も売られ、さらに原油相場の下落を受けてエネルギー株が売られ、序盤は軟調に推移した。ただ、その後は前日に第2四半期決算で調整後利益が市場予想を上回った電気自動車(EV)大手テスラが買われ、それに釣られた大型成長株への買いが通信株やエネルギー株の下げを相殺し、終盤にかけて値を上げハイテク株中心のナスダック総合が上昇を主導、主要株価3指数は続伸です。

NYダウ日足は、目先に窓埋めが迫り、さらにその上には抵抗線もあり、FOMCを控えて利益確定の売りを警戒しながら進めとなります。

週末金曜日、元気にまいりましょう。

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