原油は警戒しながら進め

WTI原油先物は、為替市場の対ユーロでドル上昇が一服し、ドル建て原油の割高感が和らぎ安値拾いの買いが強まるなか、前日に急落した米株価がじりじりと上げ幅を拡大すると、株式と同じリスク資産の原油にも投資家の買い意欲が波及し、午後には一時38.45ドルの高値を付け5営業日ぶりに反発した。ただ、米国内の一部やインド、英国などで新型コロナウイルスの感染者数が増加していることから、エネルギー需要の先行きに対する楽観的な見方は限定的で、40ドルの節目には届かなかった。

日足チャートは、一段下のサポートラインを意識しながら進めとなります。

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