ドル円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75%の大幅利上げを決定したが、高インフレの抑制に向けて異例の大幅利上げに踏み切るとのシナリオは、ここ数日間で市場にほぼ織り込み済みとなり、利上げ決定が伝わるとこれまでのドル高の反動から円買いの巻き戻しが活発化し、ドルは133円51銭まで下落した。
また、FOMC後のパウエル議長の記者会見が、市場が懸念するほどタカ派に傾かなかったことで過度の警戒感が後退し、米長期金利の指標である10年債利回りがFOMCの結果発表後に大幅低下したこともドル売りを促したようです。
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