WTI原油先物反発

原油相場は、中国税関総署が14日発表した2020年の原油輸入は前年比7.3%増の5億4239万トンとなって過去最高を記録し、新型コロナウイルスの流行にもかかわらず、旺盛な需要が示されたことで需給緩和懸念が後退。また13日公表の米エネルギー情報局(EIA)週報で、最新週の米原油在庫が市場予想を上回る減少となったことも引き続き支援要因となり、WTIの中心限月2月物の終値は前日比0.66ドル高の53.57ドルに上昇した。ただ、新型コロナの感染再拡大に伴い、各国が都市封鎖(ロックダウン)の再開や経済活動規制強化に動いており、エネルギー消費の先行きをめぐり不透明感が根強い。

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