おはようございます。
NY債券市場は、バイデン次期政権による追加刺激策への期待が膨らむなか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこの日、国内経済の状況が物価や雇用の目標からかけ離れているとした上で、資産買い取りの変更に関する議論は時期尚早という考えを示したが、市場はこの発言をハト派的と受けとり、指標となる10年債利回りはオーバーナイトで一時1.075%まで低下した後、終盤は1.1275%に上昇した。
株式市場は、この日の夜発表されるバイデン次期大統領の新型コロナウイルス経済対策への期待から強含みに推移していたが、一方で新規失業保険週間申請件数は96万5000件と前週から18万1000件増加し、労働市場の悪化が示されたことから徐々に上値も重くなり、終盤になってニューヨーク・タイムズがバイデン氏は1兆9000億ドル規模の経済対策を発表する見通しだと伝えると下げ足を強め、主要株価3指数はマイナス圏で取引を終えた。
週末金曜日、きょうも元気にまいりましょう。
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