おはようございます。
NY株式市場は、民間雇用サービス会社ADPが朝方に発表した7月の全米雇用報告で、非農業部門の就業者数が前月比33万人増と、市場予想(69万5000人増)を大幅に下回り、雇用の伸び鈍化は労働力と原材料不足が足かせになったとみられ、工業、エネルギーがともに売られてNYダウとS&P500が下落する一方、ナスダック総合は米供給管理協会(ISM)が同日発表した7月の非製造業総合指数(NMI)が、消費支出がモノからサービスへ移るなか64.1と、統計開始以来の最高値となったことを受けて小幅高で終了しました。
NY債券市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長がこの日午前、景気が想定通りに回復すれば、事実上のゼロ金利を解除できる環境が2022年末までに整うと指摘し、23年の利上げ開始を支持すると述べ、さらに量的緩和の縮小開始は年内に決まるとの見通しも示したことを受け、早期の緩和縮小観測が強まって米長期金利が上昇しました。
厳しい暑さが続きますが、元気にまいりましょう。
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