WTI原油先物相場は、ハリケーン「アイダ」の影響で大きく落ち込んだ米メキシコ湾岸の石油生産の復旧があまりはかどっていないなか、熱帯低気圧「ニコラス」がハリケーンに発達して再びメキシコ湾の石油施設を襲う可能性があり、沖合のプラットフォームの閉鎖や人員の退避が進行、このことで完全再開がさらに遅れるとの警戒感から買いの流れが継続し、WTIの中心限月10月物の終値は前週末比0.73ドル高の70.45ドルに続伸しました。
週足はエリオット波動の上昇5波が完成し、修整ABC波のB波が進行中で、今後このまま上値抵抗線を上抜くようだと超強気相場となり一方、波形のセオリーどおりの修正C波となって雲の上限とサポートラインが一致するところで下げ止まるかのいずれかでしょう。
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