WTI原油先物40ドル台回復

前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した米石油製品の在庫減少が引き続き支援材料となるなか、為替市場でドルが対ユーロで下落に転じ、ドル建て原油の割高感が和らぎ3日続伸となり40ドル台を回復した。ただ、欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、世界的な景気減速からエネルギー需要も縮小するのではないかとの懸念が根強く、相場は昼ごろまでもみ合いとなった。

週足テクニカルは、ストキャス下降ダイバージェンスとなって調整押し目を暗示、一方日足テクニカルは調整の終わりを暗示する形状となり、週足で目先の上値抵抗線を上抜くと一目均衡表が三役好転となって強い買いとなり、サポートラインを割り込むと調整継続で押し目の深堀となる。

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