前週末のNY株式市場は、民主党のペロシ下院議長が追加コロナ経済対策を巡り、大統領選前に合意できる可能性はまだ残っているとしながらも、トランプ大統領の行動次第との考えを示し、一方でトランプ大統領とムニューシン財務長官は、適切な合意であれば支持するとしつつも、合意にはペロシ下院議長の妥協が必要との認識を示し、さらに米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は大統領選前の合意は難しいと述べ、これらを受けて追加の新型コロナウイルス経済対策協議の行方をにらみ、値動きの激しい展開となるなかナスダック総合とS&P総合500種は続伸して終了、NYダウは小反落とまちまちな展開でした。
ただ、市場では与野党が合意しない場合でも、11月3日の大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利し、民主党が上院で過半数を獲得すれば、対策規模は膨らむとみているようです。
10月最後の週です。
元気にまいりましょう。
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